2014年1月11日土曜日

USBにLinuxMint15をインストールしよう第3弾~Xfce~

さて、第1弾ではCinnamonを試して、第2弾ではKDEを試そうとしたらダメなことがわかったのでクビにしてMATEを試して見ました。

今回は最後にXfceを仮想マシンで試してみて、最終的にどれをインストールするか決めようと思います。
まず、Xfceを仮想マシンにインストール。必要容量は6.2GBだそうでこれも大丈夫そうですね。
なぜKDEだけあんなにでかかったのか(´・ω・`)

さて、個人的に好きなXfceなのですが、この見た目ってXPっぽいなぁとか思いながら今年(2014年)4/9にサポートが切れるんだからみんなMintのXfceを使えばいいのになんて考えていました。
Openbox入れちゃうので今回は全く関係ないけどね。

まぁ、openbox+wbarってtiny coreの仕様だから軽いわけなんだが(それを全く知らずに軽いからって選んでたらtiny coreと一緒って知って驚いた)、xfceも十分軽いから別に構わないんだが、なんたってUSBにインストールしようってんだから軽いほうがいいよね。
でも、俺はXfceも優秀だと思うよ。(以上がXfceをBanしちゃうことに対する言い訳でした。)

とりあえず、いつもの通り

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -yV upgrade
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
$ sudo wget http://linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade
$ sudo apt-get -y install mint-gnome-ja
$ sudo apt-get -y install ibus-mozc
$ sudo apt-add-repository ppa:texlive-backports/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -yV upgrade
$ sudo apt-get -y install texlive-lang-cjk
$ sudo apt-get -y install evince
$ sudo apt-get -y install g++
$ sudo apt-get -y install vim
$ sudo apt-get -y install openbox
$ sudo apt-get -y install wbar
$ sudo apt-get -y install wbar-config
$ sudo apt-get -y install openbox-xdgmenu
$ sudo apt-get -y install obmenu
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -yV upgrade
$ sudo apt-get clean

で日本語化、TeX環境、vim、openboxと関連一式を整えておこう。
それから、Chromeをインストールする。
お約束の通り、この状態を[状態1]としてバックアップをとっておく。

それで、最近知ったんだが、emacsってコマンドラインでも動くんだね!
で、geditからemacsに乗り換えようかと思ったんだけど、vimが使いこなせばなかなか優秀って聞いたから、とりあえずvimに乗り換えようと思う。
emacsはlispでの拡張でメーラになったりいろいろ変身できるのが長所って聞くよね。
それでもvimを使ってみようと思ったので、geditとはおさらばしようと思う。

vimを使うにあたって参考にしたサイトはこちらだ。
サクラからvimに乗り換えた方のブログで、なかなか参考になる。
vimにもgvimとvimと2種類あって、どうやらこの方はgvimの方を使ってるみたいだね。
俺はコマンドラインで動かすのが好きなのでvimの方にチャレンジしているが。
このサイトも参考になりそうだなぁと思ったのでお気に入りに登録。


少し話がそれすぎた。

次に、

$obmenu

から

Add>Pipemenu
Label:Applications
id:applications
command:openbox-xdgmenu /etc/xdg/menus/applications.menu
にして、(mateの時とは違って、applications.menuがちゃんとあった。)

$ cp /etc/xdg/openbox/rc.xml ~/.config/openbox/rc.xml

で、rc.xmlを
<keyboard>
  <!-- 長いので省略 -->
  <keybind key="W-space">
    <action name="ShowMenu">
      <menu>root-menu</menu>
    </action>
  </keybind>
  <keybind key="W-a">
    <action name="ShowMenu">
      <menu>applications</menu>
    </action>
  </keybind>
   <keybind key="W-t">
    <action name="Execute">
      <command>x-terminal-emulator</command>
    </action>
  </keybind>
   <keybind key="W-s">
    <action name="Execute">
      <prompt>Are you sure want to shutdown?</prompt>
      <command>shutdown -h now</command>
    </action>
  </keybind>
</keyboard>
というふうに編集した。(実際にはもっといっぱいキー割り当てをした。)
参考にしたサイトはこちらである。

ここで、thunarを入れ忘れたことに気がついた。

$ sudo apt-get -y install thunar

ってやってみるとすでに最新バージョンだと。
デフォルトで入ってるっぽいね。

で、このままだとWindows+sでシャットダウンされないのがわかるだろう。
shutdownコマンドはroot権限を必要とするからだ。
そこで、

$ sudo chmod +s /sbin/shutdown

として、rootユーザ以外もshutdownを使えるようにしてあげる。
これでopenboxから直接シャットダウンすることができる。

ついでに、~/.config/openbox/menu.xmlを編集して(obmenuを使っても良い)
menuにもシャットダウンボタンを追加しておいた。

ただ、一つ問題があってだな。
wbarのコマンド割り当てを
shutdown -h now
にしてしまうと、間違った時にも実行されてしまう。
とりあえず、
gksudo shutdown -h now
にして、パスワード入力を確認ログ代わりに使って見てるが、あまりよろしくないだろう。
確認ログを表示するプログラムを作って、そのプログラムから間接的にshutdown -h nowを実行するようにしておいて、wbarにはそのプログラムを実行するコマンドを割り当てるのが良い方法だが...
とりあえず、Tiny Core Linuxを起動してExitに何が割り当てられてるか見ようとしてみたが...わからん。わからんのでこの問題をとりあえず棚上げした。
明日から本気出すから問題ない。←


この状態を[状態2]としてバックアップを取っておこう。


xfceの時のterminalの透過がいいなぁと思ってたら、gnome-terminalでも透過設定はできるみたいで、ubuntuにopenboxを突っ込んだ環境で実行してみたら摩訶不思議。
openboxを透かして背景画像を見ているような挙動になりましたwww
ちなみに、guakeの場合も一緒。
openboxは透過には向いてないのかな?
まぁ、なにか設定があるんだろうけど、別に必要ないのでいいや。


そういえば、これだけLinuxをいじっておきながら、ホストOSはWindowsなんだよね。(Excelが使いたかったんです。)
で、コマンドプロンプトとTerminalってコマンドが違って使いにくいなぁとか思ってて、
でもCygwinはめんどくさそうということで、Gowをインストールしてみた。
ここからインストーラを落としてインストールしてみた。

> gow -l

で使えるコマンド一覧が見れるということだったのでやってみた。。。
Vimがある。
しかしながらですね、コマンドプロンプトがバグったような挙動(cdでフォルダ移動できなかったり...でも、一回C:\に移動すると使えるようになってたり...)になってて泣けてくる(´;ω;`)
この子ダメだ。いや、設定ができてないだけかもしれないけど。
というわけで早速アンインストール。
誰か使い方がわかる方いたら教えて下さい。

また話が脱線してしまった。
さて、ここまでやった段階でopenboxを起動してみた。
menu.xmlの構文エラーとか言ってる。
エラーが出ても、エラー以前の部分は正常に認識してくれるみたいなので、root-menuからterminalを起動して、viで~/.config/openbox/menu.xmlを見てみた。
確かに間違ってたので直して、Reconfigしてみたらちゃんと動いた。
今回はterminalが起動出来たけど、構文がはじめから間違っちゃった場合に強いのがwbarとwbar-configだよね。
あれなのさ、wbarってコマンドを割り当てるだけだから、wbarとwbar-configがあれば復旧可能なわけさ。
まぁ、linuxならCtrl+Alt+F1とかで直せって話ではあるが。

使ってみると悪くはない感じ。


さて、Cinnamon,Mate,KDE,XfceのどれをUSBにインストールするかだが...
Cinnamonはterminalの挙動がおかしくなるので却下。
KDEはそもそも8GBのUSBに入りそうにないので却下。
MateとXfceで迷うわけだが、安定と言われているMATEを採用しようかなと思います。

さて、次回は実際にUSBにインストールしてみたいと思います。



2014年1月6日月曜日

LinuxMintをUSBに入れよう第2弾

前回は、cinnamonをインストールしてみたけど、今回はKDEを試そうと思う。
バージョンは最新じゃない15ね。

でも、その前に、いきなりインストールではあれなので、前回同様仮想マシンでとりあえず行ってみようと思う。

で、とりあえずインストールしてるんだが...空き容量が7.9GBって必要ってあるんだが、持ってるUSBが8GB。
認識される容量はそれよりちょっと小さいんだが大丈夫なんだろうか?
まあいいや。
とりあえずOpenboxを入れるところまでやってみようと思います。
USBにインストールするのはXfceとTATEも試してみたからにするし。

で、インストール終わったからとりあえずシャットダウンしてるんだけど...できないwww
もういいよ。
KDEなんてしらない!

ってなわけで、予定変更。
MATEでチャレンジしてみることにしました。

というわけで、早速MATEを仮想マシンにインストール。
必要容量は6.1GBとのこと。
とりあえず8GBのUSBには入りそうだね。

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -yV upgrade

で、気づいたわけだが、
$ gedit
ってすると、何やらインストールされていないようなメッセージが...
あれ、俺の大好きなgeditちゃんはデフォルトでインストールされてないの!?
がっかり(´・ω・`)
というわけで、

$ sudo apt-get install gedit

なわけですが、標準のテキストエディタはなんなの?LeafPad?
plumaってエディタっぽい。
俺はgeditが好きなんだけどなぁ←お前の意見など知らん

$ sudo wget http://linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade
$ sudo apt-get -y install mint-gnome-ja
$ sudo apt-get -y install ibus-mozc
$ sudo apt-add-repository ppa:texlive-backports/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -yV upgrade
$ sudo apt-get -y install texlive-lang-cjk
$ sudo apt-get -y install evince
$ sudo apt-get -y install g++
$ sudo apt-get -y install vim
$ sudo apt-get -y install openbox
$ sudo apt-get -y install wbar
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -yV upgrade
$ sudo apt-get clean

さて、これを[状態1]と呼ぶことにしようか。
とりあえずここでバックアップをとっておく。

で、起動してみてびっくり。
デフォルトがopenboxになってたwww
ついでに、wbar-configをインストールしわすれてたので、

$ sudo apt-get -y install wbar-config

で、お約束の通りにこのサイトを参考にする。

$ sudo apt-get install openbox-xdgmenu
$ sudo apt-get install obmenu
$ sudo obmenu
で、このサイトの通りに、
Add>Pipemenu
Label:Applicatinos
id:applications
dommand:openbox-xdgmenu /etc/xdg/menus/applications.menu
にして、

$ cp /etc/xdg/openbox/rc.xml ~/.config/openbox/rc.xml

で、rc.xmlを
<keyboard>
  <!-- 長いので中略 -->
  <keybind key="W-space">
    <action name="ShowMenu">
      <command>root-menu</command>
    </action>
  </keybind>
  <keybind key="W-a">
    <action name="ShowMenu">
      <command>applications</command>
    </action>
  </keybind>
</keyboard>
というふうに編集した。(すべて上記のサイトの通りである。)

とりあえず、openboxがバグったっぽい。
さて、困ったぞ、これじゃログアウトもできないじゃないか。
というわけで、Ctrl+Alt+F1をおして、

$ sudo killall -u [ユーザー名]

で強制ログアウトしちゃいましょう。
うん。できないっぽいね。
でも安心しよう。これは仮想マシンだ。
[状態1]まで戻しちゃいましょうか。
どうせ、編集中にrc.xmlをミスって変なふうにしちゃったんでしょう。

で、とりあえず

$ sudo apt-get -y install wbar-config
$ sudo apt-get install thunar

なわけですが、MateはCinnamonと違って、openboxでterminalを起動しても、文字が見えなくなることがありませんでした!

$ sudo apt-get install openbox-xdgmenu
$ sudo apt-get install obmenu
$ sudo obmenu

で、このサイトの通りに、
Add>Pipemenu
Label:Applicatinos
id:applications
dommand:openbox-xdgmenu /etc/xdg/menus/applications.menu
にして、

$ cp /etc/xdg/openbox/rc.xml ~/.config/openbox/rc.xml

で、rc.xmlを
<keyboard>
  <!-- 長いので中略 -->
  <keybind key="W-space">
    <action name="ShowMenu">
      <command>root-menu</command>
    </action>
  </keybind>
  <keybind key="W-a">
    <action name="ShowMenu">
      <command>applications</command>
    </action>
  </keybind>
</keyboard>
というふうに編集した。(すべて上記のサイトの通りである。)
さて、今度はopenbox自体がバグることはなかったが、applications曰く、不正な出力とのこと。

$ ls /etc/xdg/menus/

としてみると、
applications.menuが無いわけで...
代わりに、mate-applications.menuとか、xfce-applications.menuがあったので、こちらを使ってみよう。

とりえず、mateの方を使ってみる。
それから、xmlの構文がどうとかって言われたから見てみたら、menuとcommandを間違ってるじゃないか!何がサイト通りだ。謝れ!←ごめんなさい(´・ω・`)
<keyboard>
  <!-- 長いので中略 -->
  <keybind key="W-space">
    <action name="ShowMenu">
      <menu>root-menu</menu>
    </action>
  </keybind>
  <keybind key="W-a">
    <action name="ShowMenu">
      <menu>applications</menu>
    </action>
  </keybind>
</keyboard>

さて、とりあえずgoogle-chromeをインストールしよう。
でね、chromeをインストール中にわかったんだけど、俺は64bit版ではなく、32bit版を使ってたみたいなんだよね。まぁいいか。
さて、とりあえずここでひとまず落ち着いたのでこれを[状態2]としてバックアップを取っておこうと思う。

それからね、tiny core linuxってさ、wbarにexitってのがついててシャットダウンできるじゃん。
俺もそれが欲しくなっちゃったのね。
だから、「wbar exit」でぐぐったら、お酒のバーが出てきた。
俺、酒は飲まないんだけどなぁ...って思ったけど。
さて、気をとり直して、「wbar exit -bar」でググった。
いろいろ出てきたけど、やっぱりよくわからない。
うん。諦めよう。

じゃあ、何をして遊ぼうかと考えたところ、rc.xmlをいじればいいんじゃね?って思ってしまったわけで...
とりあえず、Windows+tでterminalを起動するようにしてみた。
<keyboard>
  <!-- 長いので中略 -->
  <keybind key="W-t">
    <action name="Execute">
      <command>x-terminal-emulator</command>
    </action>
  </keybind>
</keyboard>
ってしてみるじゃん、
うん。いいね!
で、Windows+eでなんかができるみたいなんだけど、openboxでwindows+eを押すとエラーが出るじゃん。
で、rc.xmlを見てみた。
なんか、ファイルマネージャが起動するみたいだね。
Windowsがwindows+eでエクスプローラを起動させるから真似してみたのかな?
ホントは、geditを起動させたかったんだけど仕方ない。
windows+gでgeditを起動するようにしよう。
やり方は上と同じだから書かなくていいよね。
てか、rc.xmlを見ると使い方がわかってくるから、このファイルってopenboxの取扱説明書ってことでいいのかな?
で、俺が使うのは、terminal,chrome,gedit,thunarぐらいだから、それぞれの頭文字をショートカットキーに割り当ててみた。あ、thunarがterminalと被ったから、ファイルマネージャってことでfにしておいた。
うん。なかなかいいじゃん!

さて、openboxのメニューを出すじゃん、Exitってあるじゃん、ログアウトになっちゃうじゃん。
で、シャットダウンがしたいんだから、「openbox shutdown」でググればいいじゃんか!と思ったわけで早速ググってみた。
で、英語も読めないのにここを読んでみると...なになに?
~/.config/openbox/menu.xmlを編集すればいいの?というわけで見よう見まねで編集。
うん。動かないね。
なんというか、本当にシャットダウンしますか?ってポップアップは出てくるんだけどシャットダウンされない。
たぶん、管理者権限で実行できてないのが問題なんだとは思うが。
だって、sudoなんとか~って打ったらパスワード要求されるじゃん。

で、調べていると、ここに俺と同じ疑問を持った人がいるじゃん。
なになに
<action id="org.freedesktop.consolekit.system.stop">なんとか~ってふうに編集すればいいのか。
やってみた。
できぬ。解せぬ。
いや、解せぬのは俺の方だった。
わけわからん編集してるんじゃないよ!!!
ちゃんと英語読めよ。勝手に勘違いしてんなよ!!!

で、結論。sudoの代わりにgksudoを使う。
参考にしたのがこのサイト。お気に入りに登録させて頂きました。
てか、こういうふうにパスワード請求させるんだったらはじめの確認いらなくね?って思うわけです。
しかも、これじゃスーパーユーザのパスワード知ってる人しかシャットダウンできないじゃんか。と思うわけです。
まぁいいや。

それから、ログアウトするときにめっちゃ時間かかるなぁって思ったんだけど、ひょっとしてopenboxの終了じゃなくて、ログインマネージャ(mdm)の起動に時間がかかってるのかな?
よくわかんない。

で、軽量のログインマネージャってなんだろう?って考えると、テキストベースのログインが早いんだけど...
テキストベースでログイン後にopenboxを起動するのってできるのかな?って思うわけです。
確かに、ログイン後に

$startx

で起動できるっぽいんですが、
それだと、わざわざstartxって打たなきゃいけないのが面倒だなぁと思うわけです。
そこで自動起動にする方法はないものかとかんがえるのですが...

まぁ、いいや。
今の環境がなかなか使いやすいので、今のところはMateベースをUSBにインストールしようかなぁという感じです。
KDEはクビでいいや。

では、次回にXfceのカスタマイズを試してみてからどれをインストールするか決めたいと思います。